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この度のチベットでのデモに対する中国政府の暴力的介入からこっち、あちこちのブログやなんやで「北京オリンピックなんかボイコットしてしまえばいい」という意見を目にするが、果たしてそれは可能かと考えてみた。

1980年、当時のソ連においてモスクワオリンピックが開催された時、前年(1979年)のソ連によるアフガニスタンへの軍事的侵攻があり、それに抗議するためにアメリカをはじめ日本・西ドイツ・韓国など50カ国が不参加(ボイコット)したのだが、その中に中国も含まれていた。

なぜ当時不参加が出来たのかと言えば、ソ連と日本は政治的経済的関係が希薄であったから、不参加を決めてソ連側の機嫌を損ねてもそれほどマイナス面があったわけではなかった。
が、現在、中国はかつての貧乏な国家ではなくなり、いやむしろ世界経済においてはなくてはならない巨大な経済国家となった。勿論、日本はすでに緊密な経済的関係を結んでいる。
そこが今回のボイコットが可能かどうかというポイントなのだ。

例えばボイコットをしてみるとする。
そうなるとまず「国際的な面子」を潰された中国政府は絶対に黙っていないだろう。必ず報復に出る。

○ 輸出入での検査厳格化として日本への輸出や日本からの輸入に圧力をかける。
○ 許可申請を行なう日本企業への許可を下さない。今までの許可を反古にする。
○ 他になんだかんだと難癖をつけて経済活動を邪魔するだろう。

以上の経済的面だけでも日本企業にとっては大きな痛手を被ること請け合いだ。
だから経団連や経済同友会などの財界から「決してボイコットをする」なんてことは口が裂けても言うなと政府へ圧力がかかってるのではないかと思う。大手広告代理店あたりも陰で動いているだろう。そう思う。

だからこの先、チベットでどんなに多くの人が殺されようと、まず日本がオリンピック不参加を決めることなど金輪際ないと考える。

それが現実というものだ。悲しいことだが…



















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